Sammyです。
今回はロットの積み方についてです。
トレードにおいてロットの積み方は勝ち続ける上でとても重要です。銘柄選定や売買のタイミングも重要ですが、それらが良くてもロット管理が甘ければトータルで負けることもあります。
バルサラの破産確率を見ても、勝率が30%程度でもロットを積んでペイオフレシオを上げていけば十分に生き残ることは可能です。

では普段のトレードにおいて、どのタイミングでロットを詰めばペイオフレシオをあげることができるか説明していきたいと思います。
自分のトレードを分析する
特に初心者の方は、どのタイミングでロットを積んで良いかわからずに、すべての銘柄で同じロットを積んでないでしょうか?
長期分散型の投資を行なっているのであれば、それで良いかもしれませんが、大きな利益を得るにはロット管理が必要になります。
単元数ではなくて同じ資金を銘柄に等しく入れていくと、リスクリワード管理で利益を出すことはできますが大きな利益を得るためには値幅の取れるところで大きくロットを積んでいかなければいけません。
大きくロットを積んで大きな利益を得るためになによりも必要なのが自分のトレード分析です。
これまでにどのような銘柄で勝てたのか?その勝てた理由はなんだったのか?その時のロットと心理状態はどうだったのか?を分析しなければ、ロットを積んだとしてもそれはただのギャンブルとも言えます。期待値のあるところのみにリスクリワードを考えながらトレードをしていく中で、なぜその銘柄にロットを入れたのかを説明できないようでは、勝ち続けるのは難しいと思います。
ロット管理を間違えると勝ち続けたとしても最後には大きな損失で資産を減らすことになります。
特にFXの方で破産した、と言われている方はこのロット管理とリスクリワードへの考え方が甘かったのでしょう。
ロット管理に不安がある方はまずは1単元のみでトレードを続け、自分が得意なパターンを見つけましょう。ただし、1単元といっても10000円の株と1000円の株では1単元あたりの資金が異なりますので、0000円以上の株は1単元だとしても買わないといったルールを定めてみたほうが良いかもしれません。利益をあげることをまずは目的とせずに勝てるトレードパターンを見つけることが第一目的になります。
トレード事例
私はまずチャートや出来高などで、その日にトレードする銘柄を絞りこみます。銘柄選定の詳細はここでは省きます。
自分のこれまでのトレード分析を行なってきた経験から上がりそうだなと思えば、買いますが違った動きをするならば売買を行いません。そして買う場合はもちろんサポートやリスクリワードも考え、ロットをどれくらい入れるべきなのか?ロットを積んだときはロスカットラインでカットした場合、損失はどれくらいなのか?その損失を受け入れることができる金額なのか?を買う前に考えます。
もちろんその損失を受け入れることができないようなロットは積みません。ロットを積むこととリスクリワードは密接な関係にあります。大きく値幅を取りたい気持ちは誰しもがあるかとは思いますが、それと同時に損失を少なくしていくことも考えなければいけないと思います。
そしてこれまでの経験やトレード分析をもとに上がる確率が高いと判断し、自分が思っていたタイミングがすべて揃った時にロットを積みます。いわゆる値幅の期待値が見えたときでしょうか。それ以外では基本あまりロットを積まないようにしています。勝てる確率が高い時だけに絞り混んで、そのタイミングでロットを積むことでトータルで大きく勝つということを知っているからです。
しかし、自分が思っていたすべてのタイミングが来て、ロットを入れてももちろんロスカットになるときもあります。それでも自分のトレードの期待値を理解しているのであれば、その損失も受け入れなければいけません。ロットを積んでも損失を出すことがあるからこそ、リスクリワードが重要になってくるのです。
10%上昇しそうな銘柄と50%上昇しそうな銘柄であれば、誰もが50%上昇しそうな銘柄にロットを入れると思いますが、問題はその銘柄の上昇余地、期待値があるかをこれまでの経験から考えることができるかどうかです。その経験を得るために必要なので自身の過去トレード分析です。
「勝てる確率が高く、値幅の出せる期待値があるところでのみトレードする」ここが自身でわかってきて初めてロットを積みましょう。
まとめ
今回はロット管理について説明してみましたが、いかがでしたでしょうか?
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