絶対に見逃せない!トレンド初動のパターン分析!その1

トレード手法

Sammyです。

いろんなサイトなどに「初動に乗ろう」と書いてあることがありますが、ではどうやって乗るのでしょうか。

今回は初動パターンの中でいくつかあるうちの1つをご紹介したいと思います。

時間軸はスイングなので、兼業の方でも使える内容だと思います。

株式トレードではいくつかの勝てるパターンを持っておいたほうが良いので、ぜひとも理解し、自身のトレードでも活かしてみてください。

その1となっているのは今後機会があれば、またご紹介しようと考えています。

それでは早速ご説明していきます。

初動のシグナル

初動には必ずシグナルがあります。トレードが上手い人ほどこのシグナルを見落とさず、必ずINしています。

今回取り上げるシグナルは「出来高増の大陽線」です。以前「出来高急増の上髭陽線」をご紹介しましたが、それと似ているかもしれません。

しかし、自分の経験からいうと「出来高急増の上髭陽線」よりもこちらのの「出来高増の大陽線」のほうが急騰していく可能性が高いと思います。

では実際にチャートを見てみましょう。

こちらはフルッタフルッタのチャートです。

白枠内で囲ってある箇所が「出来高増の大陽線」になる部分です。

「出来高増の大陽線」は初動のシグナルです。と記載されているサイトなどがありますが、確かに「出来高増の大陽線」は初動のシグナルで間違いではないのですが、すべてが初動ではないということです。

どうやってそれらを見分けていくことができるのでしょうか?

それでは次の項目で詳しくみてきましょう。

追従するかどうか

「出来高増の大陽線」が出たあとに見ておかないといけないポイントは2つです。

それは「翌日以降のローソク足の位置と翌日以降の出来高」です。これが判断基準となり、大陽線に続きこちらのシグナルが続けて発生したことを確認してトレードが上手い人は買っていきます。

先ほどのこちらのチャートで見ていきます。

まず大陽線発生の理由としてファンダをその日に確認しておきましょう。

フルッタフルッタは債務超過の状況になったことから上場廃止にかかる猶予期間入り銘柄に指定されていましたが、債務超過を解消されたことが好感され、大陽線のストップ高になりました。

ファンダを確認したところで白枠内を見てもらうと大陽線が発生したあとに陰線が続けて2本出ています。大陽線発生翌日の陰線はギャップアップで始まり、上髭下髭となり上で利確した人、下で拾った人がいて、さらには出来高が前日の2倍ほどあることから株主が大きく入れ替わったことがわかります。

そしてその翌日もローソク足は陰線ではありますが、やはり上髭下髭です。

ただ出来高のほうに注目してみると大きく減っています。そしてもう1つ注目したいのが、陰線2日ともに大陽線の高値がサポートになり、そのサポートを割っていません。

ここでは出来高が減りつつも株価が大きく下がってないことにより売り圧が少なくなってきていることが確認できます。売り圧が少ないということは上がりやすい状態とも言えます。

ではもう少しこのチャートの先を見てみましょう。

先ほどの白枠は同じ箇所挿入しています。

大陽線の高値が185円でしたが、その後高いところで900円近くまで暴騰しました。約4.8倍です。

大陽線で買わなくても陰線の下髭付近で買うことができれば、その後大きく利益を伸ばすことができます。

ちなみに利確の方法としてはどこかで半益することをお勧めします。半益ポイントはその人の時間軸によって違いますが、恩株(買値から2倍の位置で半分売る)にすることができれば、メンタル面でも安定し、その後の握力を高めることができます。

それではトレード手順をまとめてみたいと思います。

まとめ

今回はトレンド初動のパターンの1つをみてみましたが、トレード手順としてはこのようになります。

トレード手順まとめ

①底値圏で発生した出来高増の大陽線をチェックする。
大抵こういった銘柄はS高になっていることも多く、日々のストップ高銘柄をチェックし続ける。

②ファンダを調べる。
ファンダを調べるといっても財務を見るのではなく、急騰した材料とそれによる思惑を調べる。

③翌日以降2日間のローソク足と出来高をチェックする。
出来れば大陽線よりギャップアップしているほうがサポートもわかりやすいです。ローソク足の十字足が大陽線に包まれるようであれば急騰は難しいかもしれません。

④出来高減の保ち値を確認し、買いを入れる。
出来高が減っていて且つ株価が大きく下がっていないようであれば、売り圧が少なくなってきているとも言える。このタイミングで少しづつ打診買いをしていく。

⑤上昇していく場合は、テクニカルを基に半益の目処を立てておく。

トレード手順をまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?

今回とりあげたフルッタフルッタのようなチャートはなかなか頻繁に出てくるものではないですが、出てきたときに乗り遅れないためにも日頃からのS高のチェックは欠かさずに行いたいですね!

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