Sammyです。
今回はテーマ株を狙って短期で値幅を取る方法をご紹介したいと思います。
テーマ株を買うにしても関連銘柄が多すぎてどの株を買えば良いのかわからないという方も多いと思います。
今回はテーマ株の初動ではなく第2波の話になりますが、大きく取れる銘柄を選ぶ際のポイントがあるので実際のトレード手法を交えながら紹介したいと思います。
こちらの方法なら専業でなくとも、兼業でも使える内容になると思います。
テーマ株の選び方、どうやって銘柄を選ぶか?
まず最初に重要などうやって銘柄を選ぶかです。株価は需給でなりたっていますので、需給が生まれる銘柄を選んでいかなければいけません。
やはり思惑のあるテーマ株が需給が生まれやすいです。
例えば今現在で言えば、テレワークや遠隔医療、巣篭もり関連といったところでしょうか。
ただ、テーマ株はこじつけ銘柄も多く、皆が皆しっかりとテーマ株の全ての銘柄を追えていないという点もあります。
テーマ株でも他の銘柄よりも大きく上昇し注目度が高かった銘柄の方が、そのテーマ内で再度資金が集中しやすいという側面を利用していきます。
では具体的にはどうやって探すのでしょうか?
探し方としては楽天証券であればテーマ別で検索もできますし、かぶたんなどでもテーマ別に検索することができます。
その中で連続でストップ高をつけた銘柄であったり、週間の上昇率が高い銘柄は注目度が高い銘柄といえます。

注目度が高い銘柄はテーマ株の中でも中心となってくる銘柄ですので、上がり過ぎていても監視しておいたほうが良いと思います。
25日移動平均線を使ったエントリー方法
今度はチャートを見ながらどうやって第2波を狙うのか見てみましょう。
これは川本産業の日足チャートです。川本産業はマスク関連銘柄の中心として連続でストップ高をつけました。その後も世間ではマスク需要は衰えないままでした。

このチャートで狙うべきポイントとして25日移動平均線を使ったトレード手法です。
実際のエントリーポイント、そして狙う値幅は下記になります。
白の矢印がエントリーポイント、黄色い矢印が狙う値幅です。

左の株価を見てもらうと第2波でも100%近くの上昇率を取ることができます。(実際ここまで完璧にとることは難しいので「頭と尻尾はくれてやれ」の気持ちですね)
エントリーポイントは25日移動平均線付近です。そしてロスカットラインは25日移動平均線を割ったときです。
この時に見極めなければいけないところは25日移動平均付近に来たときの需給です。
①テーマ性や材料など需要が生まれる理由が明確がどうか。
②他の投資家がどれくれいその銘柄に注目し、どう考えているか。
③エントリーの際は全力ではなく2、3回に分ける。
テーマ性や材料など需要が生まれる理由が明確がどうか。
まず①は需要が明確のほうが資金が入りやすいです。例えばなにも材料がなくストップ高を連続でつけた銘柄(実際にはあまりありませんが、、)と今回の川本のようにマスク需要が明確で、テーマに即している銘柄では明らかに後者のほうが買いたいと思う投資家が多いはずです。
単純にニュースやテーマと照らし合わせて考えて、わかりやすいほうが同じように考えている投資家が多いとも言えそうですね。
俯瞰して他の投資家がどう思っているかも考えていきましょう。
他の投資家がどれくれいその銘柄に注目し、どう考えているか。
②の投資家の注目度です。ストップ高を連続でつけている銘柄は買えていない投資家が多いはずです。そういった投資家は押し目を待っています。
押し目を待っている投資家の判断基準の1つが25日移動平均線です。
価格帯別出来高、フィボナッチ、各オシレーターなどいろいろな見方がありますが、移動平均線はほとんどの投資家が見ていると考えています。
いわゆる需要が生まれるポイントになるわけですね。
エントリーの際は全力ではなく2、3回に分ける。
なぜ2、3回にわけるのか。それは必ず25日移動平均線で反発するとは限らないからです。
反発すると思って、全力で資金を入れると反発しなかった時に大きな損失をくらうことになります。上がり始めてから少しずつ増やしていったほうがリスク管理ができるからです。
最初のエントリーは打診程度にして、場合によっては1日2日と様子を見て、下がらなさそうであれば次の玉を入れていくほうがオススメです。
反発しない場合はあっさりと諦めてロスカットし、次の銘柄を探しましょう。
実際に反発せずに割れて、ズルズルと下がっていったなんてこともよくあります。
リスク管理と利確を意識しよう
最後はリスク管理と利確についてです。
例にあげた川本産業のような銘柄はテーマ性が高く、ボラティリティが大きいことから当然リスクも大きくなってきます。
テーマ株はハイリスクハイリターン相場です。特に報道に一喜一憂する関連銘柄を買う際は注意が必要です。(特に防衛関連は注意です。)
その一方で5Gのようなテーマは業績に寄与する可能性が将来的に高いという部分でこの報道系テーマとは危険度を分けて考えた方が良いと思います。今だとテレワーク関連などがこちらでしょうか。
また、エントリーの際は2、3回にわけるといったことも資金管理によるリスク管理です。
合わせて利確を意識することも重要です。
値幅を完璧に下から上まで取ることはできません。ある程度上昇したり、天井サインが出た場合には半益をして利益を確保したほうが良いです。そして残りの半分でさらに高値を追っていったほうがメンタル的にも安定すると思います。
さらに上昇していくようであれば信用取引を使い、玉を分けるといった手法もありますが、こちらは中級者以上のトレードでしょう。
まとめ
今回はテーマ株の第2波を狙って、短期で値幅をとっていく手法をご紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか。
ボラティリティが大きい分、最初はなかなか難しいと思うので、初心者の方は少額でチャレンジしてみたほうが良いかもしれません。
マクロやテーマ性、材料の中身次第では、このままトレンドに乗ることも可能ですので、こちらも合わせてごらんください。