ベテラントレーダーが使う3つの指標でシンプルなトレード

トレード手法

Sammyです。

先日ベテラントレーダーであるGregMannarino氏が自身のエントリー手法を公表していました。

またそれをT.Kamada氏がyoutubeでわかりやすく説明されております。

今回は自分のアウトプットとしてこの手法を私なりにまとめてみようと思います。

Tradingviewを使ってみよう

Tradingviewとは簡単に言うと「ブラウザ上で使える高機能チャート」です。しかしただのチャートの機能だけでなく、 ユーザー同士のコミュニケーションの場としての役割も兼ね備えています。具体的には自分のチャート分析やトレードの案を公開したり、他の人が公開したものを見てトレードの参考にしたりできるツールです。

しかし、今回はコミュニケーションの場として使うのではなくあくまでもTradingview内のテクニカル分析を使うことです。

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世界中の人々が市場をチャート化して、チャット、トレードを行う場所です。トレーダーと投資家の為のスーパーチャートプラットフォームとSNSを提供しています。ご登録は無料です。

実際の画面はこういった感じです。

これくらいならtradingviewを使わなくても表示されますよね。

tradingviewではテクニカルによる総合的な判断もみることができます。

右のタブの一番上のボタンを押すとウォッチリストや詳細、ニュースなどが表示されます。その中にある詳細のテクニカル分析の詳細のボタンを押すと下記のような画面が表示されます。

GregMannarino氏のエントリー手法のシグナルの1つとしてこれも使うそうです。

それでは早速他のシグナルと合わせてみていきましょう。

平均足でトレンドを確認

まず最初の確認するシグナルはローソク足ではなく、平均足でチャートを見ることです。

上がローソク足で、下が平均足です。

平均足とは、始値、終値、高値、安値の4本値の平均値を利用して、ローソク足を描画することで、ローソク足に比べて、紛れを減らそうとしたものです。

ローソク足と高値と安値は同じものの、始値と終値が違います。

上昇トレンドでは陽線が、下降トレンドでは陰線が連続して発生するのが平均足の特徴です。

平均足の特徴

トレンドの把握がわかりやすい
買いの場合:大きな足が連続する陽線
売りの場合:大きな足が連続する陰線

トレンドの転換も分かり易い
上昇トレンドへの転換:連続した陰線から陽線が出現する
下落トレンドへの転換:連続した陽線から陰線が出現する

第1のシグナル

平均足で陽線が出現する。

ストキャスティクスRSIで買われすぎ、売られすぎを確認

2つの指標としてストキャスティクスRSIを使います。

ストキャスティクスRSIとはRSIの値を、ストキャスティクスの計算式に入れて計算しなおしたもので0~100までの値をとります。

基本的には、ストキャスティクスと同様の見方をします。

20%以下を売られ過ぎ、80%以下を買われ過ぎの水準とし、その付近でストキャスティクスRSIとシグナル線のクロスを売買のシグナルと判断します。

ストキャスティクスRSIがシグナル線を下から上へ抜けた時が「買い」サイン、逆に上から下に抜けた 時が「売り」サインとなります。

チャートで見てみましょう。画面上のFxのようなボタンを押し、検索窓で、[ STOCH RSI ]を選択すると画面下に表示されます。

0~100の値となり、このアップルのチャートでは現在90前後となり買われすぎとなっております。

設定はデフォルト数値のまま、3、3、14、14です。

GregMannarino氏が挙げている2つ目のシグナルは買いの場合、ストキャスティクスRSIが上昇し始めて20を超えてくるところとなっています。

具体的にチャートで見るとこのようなポイントです。

ストキャスティクスRSIが売られすぎから買われ始めているところですね。

そして平均足も陽線となっています。

第2のシグナル

ストキャスティクスRSIが上昇し始めて20を超えてくる。

テクニカル分析で売り買いのどちらに傾いているか

最後のシグナルはTradingViewのテクニカル分析結果を使います。

冒頭で少し説明しましたが、TradingViewでは移動平均線とオシレーターを総合的に判断して、買い、売りのどちらの傾向かを見ることができます。

第3のシグナルはテクニカル分析サマリーを見るだけです。とってもシンプルですね。

第3のシグナル

テクニカル分析サマリーが買いを示している。

3つの指標を使ったまとめ

それでは早速まとめてみましょう。

買いで入るのはこの3つのシグナルが揃ったときです。

買いエントリーするの3つサイン

①平均足で陽線が出現する。

②ストキャスティクスRSIが上昇し始めて20を超えてくる。

③テクニカル分析サマリーが買いを示している。

エントリーのタイミングはサインが出そうな当日、もしくは翌日となってます。

ただ、利確、ロスカットのタイミングについては語られていません。

利確、ロスカットのタイミングは各投資家の時間軸に任せるといったところでしょうか。

エントリーポイントから考えると

利確ポイント

平均足が陰線をつける。

ストキャスティクスRSIが下降トレンドとなり80を割ってくる。

テクニカル分析サマリーが売りを示す。

このどれかになってくると私は感じています。

どちらにしてもスイングトレードをしている方にはかなり参考になりそうなシグナルだと思います。

もっと詳しくみてみたいと思った方はT.KamadaのYoutubeチャンネルをご覧ください。

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