セリングクライマックスを見極めよう!

トレード手法
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今コロナウイルスで相場を始め、世界中がパニックになっている中で自身の考えをまとめるためにもセリングクライマックスの話を書きたいと思います。

セリングクライマックス(セリクラ)とは暴落の最後に起こる売りのこと。売り(セル)のクライマックスってことです。つまり大底を示唆し、うまく買うことができれば大きく値幅をとることも可能です。

しかし、実際はそんなに簡単ではありません!それは本当にクライマックスかどうかなんて誰もわからないからです。上手いトレーダーは様々な指数や経験を元にされているので、一朝一夕でできることではないと思っています。

そんなセリクラですが、いろんな考え方や捉え方がありますので、あくまでもひとつの考えとしてご参考ください。

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セリングクライマックスの見分け方

「落ちてくるナイフは掴むな」という相場格言があるようにいくら下がったからといってチャートが下落している途中にポジションを持ってしまうと大怪我します。実際に私も何度か経験しました。

しかし、いろいろ経験していく中でセリクラっぽい特徴があることに気づきました。
それはこの3つです。

セリングマックスの特徴

①チャートに長い下ヒゲや大陰線、大陽線が出現する

②出来高が急増する

③指数がある一定の数値まで来る

①チャートに長い下ヒゲや大陰線、大陽線の出現する

最初の特徴としてチャートのロウソク足があります。

これは日経平均の2019の12月クリスマスの時の暴落です。

黄色い丸を見てわかるようにロウソク足で大陰線が出た後に長い十字陽線が出ています。これだけだと判断しかねますが、移動平均線から見ても大きく乖離しているのがわかります。

この他によくあるのが大きくギャップダウンした後に大陰線が現れて、そのあと長い下ヒゲの足であったり大陽線が出るのがポイントです。

これは投資家心理からみると大陰線で投げた(損切り)した後、売りの圧力がなくなり、それを判断した投資家が買い始めたことによってこのような底値特有のチャートが出現すると言われています。

②出来高が急増する

①だけだとまだ判断が難しいですよね。そこで出来高も必ず見なければいけません。

上にチャートの下の黄色い丸を見てもらえると出来高が前日、前々日よりも出来高が急増しています。

出来高が増えるということはそれだけ売買が行われ、株主の入れ替わりが起こっていることを示唆しています。パニックになって、もうだめだ。。と思って損切りした投資家が多く、それを余力を管理していた投資家が狙って買いにいってるということです。

これも①の投資家心理と同じで売り圧がなくなったことで底になったと言えます。

③指数がある一定の数値まで来る

3つめは指数についてです。指数といってもどのことかと思いますが、私が見ているのは主にこの3つです。

この他にもVIXやFear&Greedも見ていますが、とりあえずこの3つだけは見た方が良いです。

①信用買い評価損益率

②騰落レシオ

③移動平均乖離率 25日

①信用買い評価損益率ですが、信用買い建玉を保有している投資家がどれくらいの損益になっているのかをパーセントで表したものです。

一般的に評価損益率が-10%を下回ると「追証」が発生してくる水準と言われていますが、暴落時にはこれが-30%付近になってきます。-30%までくると追証で損切りをしなければいけない投資家が急増し、その投資家の売りがセリングクライマックスになってきます。

ただコロナウイルスショックではこれが-39%まできましたので、あくまでも参考値としてみてください。

②騰落レシオは市場の過熱感を見る指標で、いわゆる買われすぎ、売られすぎを見るためのテクニカル指標です。

騰落レシオは100%が中立の状態で、100%を超えると値上がり銘柄のほうが多い状態を意味し、120%以上になると過熱気味、逆に、70%以下は底値ゾーンといわれるのが一般的です。

セリングクライマックス時は50%〜60%にもなります。

逆に言えば130%近くになると買われ過ぎですので、一旦調整が入ることが多いので、上昇相場でも見ておいたほうが良いです。

③移動平均乖離率25日はすこし②と似ています。その言葉の通り日経平均が25日移動平均からどれくらい乖離しているかを表している数字で「買われすぎ」「売られすぎ」の判断基準とすることができます。

こちらは10ポイントを目処に私は判断しています。

つまり+10だと買われ過ぎていて近々売られる可能性も高い。-10ポイントだと売られ過ぎていると判断します。

ただ、個別では需給面からどんどん乖離する可能性もあるので、要注意です。

セリングクライマックス時には-15ポイントを下回ってくる印象です。ですので-15〜-20あたりになると一旦リバウンドになるかなと思っています。

上記の①②③を総合的に見ながら判断する

1つの項目だけではなかなか判断が難しいので上記のものを総合的に判断していけばセリングクライマックスが見分けれるようになるかもしれません。ただ相場のことはだれもわからないので、これらが全てとは私は思っていません。様々な経験からわかることもありますので、まずは生き残ることが重要です。

おまけとしてSNSを参考にする方法もあります。「相場は悲観の中で生まれる」という格言があるようにSNSを除いて、個別の銘柄を見ていると個人が嘆いている姿があります。銘柄に関する個人の興味が薄れ、悲観に包まれているときはチャンスと思っても良いかもですね。

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セリングクライマックス時の対処法

暴落が起こっている要因はなにか?

慌ててパニック売りを起こしてしまう前に考えなければいけないことはこれです。なにが原因で相場が暴落しているのか。その原因はいつまで続くのか?終息の目処はあるかどうかです。

これを自分なりに情報を集め考えることがなによりも重要です。一過性のものであれば、パニックになって売るのはもったいないですし、一過性のものであれば逆に言うと買うチャンスです。まずは落ち着き、状況を見定めなければいけません。

しかし、収束の目処がつかずリセッションも考えられる状況であるならば一旦待つ(休む)ということも必要です。

余力管理

これは普段からのことですが、非常に重要なことです。その人の資金量にもよりますが、買うチャンスであっても買うだけの資金がなければ、ただ暴落にまきこまれるだけです。数値やチャートでの判断やSNSで楽観の雰囲気がある場合は余力を作っておくことがリスクヘッジにもなりますし、なによりも暴落時もメンタルが安定します。

これはセリングクライマックスに関わらず普段からの考え方ですので、常にフルポジになってしまうような人は、まずは余力管理から学んでいったほうが良いかもしれません。

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まとめ

まとめるとこういった感じでしょうか。

セリングクライマックス時はこれらが全て揃う感覚があります。

まとめ

①25MAから大きく下振れに乖離し、長い下ヒゲor大陰線が出現

②出来高が急増し、数日内でもっとも増えている

③信用買い評価損益率が-30〜-40付近、騰落レシオが50%付近、移動平均乖離率 25日が-15〜-20付近

また、これはあくまでも個人的な感覚ではありますが、セリクラ時はニュースや材料もない中で新興銘柄は異様なほど売られます。大衆心理の立場で考えると、恐怖に支配され買うのが怖くなるほどの大幅な下落です。

このような感覚があるとこれがセリクラなのかなと、私は捉えている場合が多いです。

「まずは生き残れ、儲けるのはそれからだ」という有名な言葉もあるように普段からのポジション管理によってセリングクライマックス時に取れる行動は変わってきます。

フルポジのまま暴落に巻き込まれて退場してしまっては儲けることはできません。

暴落時をバーゲンセールとポジティブに捉えられるように、日頃から資金管理を徹底しましょう。

セリングクライマックスは、頻繁に出現するものではありませんが、経験し、乗り越えながら相場を楽しみましょう。

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